人々の心を魅了し続けるダイヤモンドには様々なカットの種類があります。
こちらでは代表的なものからレアなものまでご紹介いたします。

ラウンドブリリアントカット

最も有名で、ダイヤモンドという言葉を聞くと一番に連想される形です。エンゲージリングやマリッジリングなどブライダルジュエリーにもよく選ばれます。58面体の複雑でありながら、光を内側に取り込みやすい、究極の形とされています。

17世紀にイタリア・ヴェネツィアにて元となるカット方法が考案されており、反射・屈折率共に最も美しく輝く型として見出されました。

プリンセスカット

正方形に見えるようカットされたものをプリンセスカットと呼び、四隅に向かって光のグラデーションが出来ることから角度によって多彩な表情を見せてくれます。その反面、エッジが薄くカットされているためにやや欠けやすく、取扱に細心の注意が必要です。形としては非常にシンプルですが、意外にも1970年台に登場した、まだ若いカット方法なのです。

ハートシェイプ

女性に好まれる、ロマンティックなハート型のカット。ハートシェイプにカットできる原石は限られており、高いカット技術が必要とされるため、比較的高価になります。真上から見るとハート型に見えるため、ブライダルリングにもあしらわれることがあります。

ペアシェイプ

洋ナシのような形が特徴的なカット。片方が尖っており、指を長く見せる効果があるとも言われ、根強い人気を誇ります。片方が尖っているからこそ、もう片方の丸みが優しげな風合いを持っており、フェミニンなデザインによく用いられます。

オーバルカット

基本となるラウンド・ブリリアント・カットを楕円にしたようなカットであり、非常に人気があります。気品ある佇まいはオーバルカットならでは。ダイヤモンドの他にはルビーやサファイア、エメラルドなどカラーストーンにもよく用いられるカットになります。

マーキースシェイプ

ペアシェイプは片方だけが尖っていますが、マーキースシェイプは両方が尖っています。ラグビーボールのような形といえばわかりやすいでしょうか。花弁をあらわす際によく選ばれるカット方法であり、世界中のジュエラーでも愛されるカットです。このマーキースというのは公爵夫人、という意味があり、ポンパドール公爵夫人を彷彿させる形として名付けられました。