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2026.08.26

オークション出品一万点超を分析!最も多く流通しているブランドとは?

中古ブランド品の市場では、どのブランドが多く流通しているのでしょうか。

今回は、JDSオークションの東京・大阪会場で出品された一万点超の商品データをもとに、ブランド別・カテゴリー別の構成を調べました。

実際の業者間オークションに出品された商品を集計すると、中古ブランド市場で取り扱う機会の多いブランドや、優先して身につけるべき商品知識が見えてきますよ!

出品商品の約8割がバッグ・財布類

 

まず、出品商品をカテゴリー別に集計した結果は次のとおりです。

  • バッグ・財布類:78.0%
  • ジュエリー・宝石:9.1%
  • 時計:5.3%
  • アパレル:4.8%
  • その他:2.8%

JDSオークションでは、バッグ・財布類が全体の約8割を占めました。

ブランド品を扱う買取店や査定員にとって、まずバッグと財布の知識を身につけることが重要だと分かります。

時計やジュエリーはバッグより出品数が少ないものの、一点あたりの価格が高くなりやすく、判断を誤った際のリスクも大きいカテゴリーです。

出品頻度だけでなく、価格帯や真贋判定の難しさも考慮して学ぶ必要があります。

最も多かったブランドはルイ・ヴィトン

 

ブランド別にバッグ・財布類の出品数を集計したところ、最も多かったのはルイ・ヴィトンでした。

全出品商品に占める主なブランドバッグの割合は、次のとおりです。

  1. ルイ・ヴィトン:23.3%
  2. グッチ:7.1%
  3. シャネル:5.8%
  4. エルメス:4.7%
  5. プラダ:4.2%
  6. ディオール:3.8%
  7. コーチ:3.5%
  8. バーバリー:2.4%
  9. セリーヌ:2.1%
  10. フェンディ:2.1%

ルイ・ヴィトンのバッグ・財布類だけで、全出品商品の約23%を占めています。

単純計算では、オークションに出てくる商品の約4点に1点がルイ・ヴィトンという結果です。

さらに、上位10ブランドのバッグ・財布類を合計すると、全出品商品の約59%を占めます。

中古ブランド品を扱ううえで、これらのブランドは避けて通れない存在だといえるでしょう。

なぜルイ・ヴィトンが多いのか

 

ルイ・ヴィトンには、モノグラム、ダミエ、エピ、ヴェルニなど、長年にわたって展開されている定番ラインがあります。

スピーディ、キーポル、アルマ、ノエ、ネヴァーフル、ソミュールなど、中古市場で繰り返し流通するモデルも豊富!

また、バッグだけでなく、財布、ポーチ、ショルダーバッグ、旅行用バッグ、小物類まで商品展開が幅広いことも、流通量が多い理由の一つと考えられます。

一方で、同じモデルでもライン、サイズ、年代、状態、付属品によって落札価格は大きく変わります。

「ルイ・ヴィトンだから相場が分かりやすい」とは限らず、流通量が多いからこそ、細かな違いを見分ける知識が必要です。

グッチ・シャネル・エルメスも優先度が高い

 

グッチ

ルイ・ヴィトンに続いて多かったのが、グッチ、シャネル、エルメスです。

グッチではGGキャンバスやバンブー、ジャッキーなど、年代を超えて流通するシリーズが多く見られます。

シャネルではマトラッセを中心に、チェーンショルダー、アクセサリー、アパレルなども高い人気があります。

エルメスは出品数ではルイ・ヴィトンより少ないものの、バッグ、財布、アクセサリー、小物まで一点あたりの価格が高くなりやすいブランドです。

東京と大阪では商品構成に違いも

 

今回の集計では、会場による違いも確認できました。

大阪会場ではバッグ・財布類が全体の約79%を占めた一方、東京会場では約71%でした。

東京会場は大阪会場と比べて、時計とアパレルの割合が高い傾向があります。

特に時計は、

  • 大阪会場:4.8%
  • 東京会場:8.3%

となっており、東京会場では大阪会場の約1.7倍の構成比でした。

一方、ジュエリー・宝石は東京・大阪ともに約9%で、ほとんど差がありませんでした。

会場によって得意なカテゴリーや集まりやすい商品が異なる点も、オークション相場を見るうえで興味深いポイントです。

ブランド品を学ぶなら、まず定番ブランドから

 

今回の一万点超の出品データをもとに考えると、ブランド品を学ぶ優先順位は次のようになります。

まずは、圧倒的に出品数が多いルイ・ヴィトン。

次に、グッチ、シャネル、エルメス、プラダ、ディオールなどの主要ブランドです。

そのうえで、ジュエリー・貴金属、時計、アパレルへと知識を広げていくと、実際の流通量に沿った効率的な学習ができます。

特にルイ・ヴィトンは、ブランド名を覚えるだけでは十分ではありません。

ライン、モデル、サイズ、素材、製造年代、状態、付属品まで見分け、それぞれの相場を理解することが大切です。

まとめ

 

JDSオークションの一万点超の出品データを分析した結果、次の傾向が確認できました。

  • 出品商品の約8割がバッグ・財布類
  • 最も多いブランドはルイ・ヴィトン
  • ルイ・ヴィトンのバッグ・財布類だけで全体の約23%
  • 上位10ブランドのバッグ・財布類で全体の約59%
  • 大阪はバッグ、東京は時計とアパレルの割合が比較的高い
  • ジュエリーの割合は東京・大阪ともに約9%

実際のオークションデータを見ることで、現在の中古ブランド市場でどの商品が多く流通しているのかが分かります。

JDSオークションでは、今後も実際の出品・落札データをもとに、ブランド品市場の傾向や注目モデル、落札相場の動きをお伝えしていきます。

※本記事の数値は、対象期間中のJDSオークション出品データを集計したものです。中古ブランド市場全体の流通割合を示すものではありません。